間違いやすい敬語7選
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みなさん、こんにちは
今回はよく聞くけど間違いやすい敬語についてご紹介します。
ビジネスシーンでよく使われるフレーズをピックアップしております。
クイズ形式にしてますので、ぜひ考えながら最後まで読んでみてください
- ①上司へ書類を見たかどうか確認するとき
- ②上司へ資料を読むかどうか聞くとき
- ③お客様が来たことを上司へ報告するとき
- ④約束のないお客様が来たとき
- ⑤お客様を待たせるとき
- ⑥飲み物を尋ねるとき
- ⑦社外の人に対して上司の説明のあとに補足するとき
①上司へ書類を見たかどうか確認するとき
1.書類をご覧になりましたか?
2.書類を拝見されましたか?
3.書類を見ましたか?
1が正解です。
2の拝見は謙譲語になります。
3は丁寧語です。
上司には尊敬語を使うようにしましょう。
②上司へ資料を読むかどうか聞くとき
1.資料をお読みになられますか?
2.資料をお読みになりますか?
3.資料をお読みされますか?
2が正解です。
1は二重敬語なので間違いです。
3は「される」は「する」の尊敬語ですが、「お読み~」には続かないので注意しましょう。
③お客様が来たことを上司へ報告するとき
1.佐藤さんがまいりました。
2.佐藤さんがいらっしゃいました。
3.佐藤さんがお見えになられました。
2が正解です。
1は謙譲語です。
3は二重敬語で「お見えになりました」なら正解になります。
④約束のないお客様が来たとき
1.なんのご用件でしょうか?
2.どのようなご用件でしょうか?
3.ご用件はなんですか?
2が正解です。
1の「なんの」と3の「なんですか」は尊敬語ではありません。
⑤お客様を待たせるとき
1.少々お待ちいただけますか。
2.ちょっとお待ちください。
3.ちょっと待ってもらっていいですか。
1が正解です。
「ちょっと」は「少々」に置き換えるようにしましょう。
2は「~ください」という命令形なので使用するのは望ましくはありません。
3は「待ってもらって」が尊敬語ではありません。
⑥飲み物を尋ねるとき
1.コーヒーと紅茶、どちらにいたしましょうか?
2.コーヒーと紅茶、どちらになさいますか?
3.おコーヒーとお紅茶、どちらになさいますか?
2が正解です。
「いたす」は謙譲語なので、相手が選択するときには尊敬語の「なさる」を
使うようにしましょう。
また外来語には「お」はつけません。
⑦社外の人に対して上司の説明のあとに補足するとき
1.佐藤部長がご説明いたしました通り、
2.佐藤部長が説明されました通り、
3.佐藤がご説明いたしました通り、
3が正解です。
外部へは自社の人間の動作に謙譲語を使用するので役職名はつけません。
2は「~された」というように部長に対して尊敬語を使っていますので間違いです。
いかがでしたでしょうか
今回は間違いやすい敬語について7つご紹介しました。
みなさんは正解できましたか?
正しく使用するように今後も注意しましょう。
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。